一般歯科も同時に受けられる当院ならではの矯正治療

当院では小児歯科と合わせて小児矯正にも力を入れており、多くのお子さんが矯正治療に通われています。矯正だけを専門に行っている歯科医院では、虫歯治療が必要になった際には別の一般歯科を虫歯を治すためだけに訪れなければなりませんが、当院では一般歯科と矯正治療を並行してご提供しており、さまざまな相談事も交えて計画的に治療を進めることが可能です。また、院長自身が矯正治療にも対応しているため、一般歯科に多く見られる「月に数回だけ矯正医が来る日に合わせて通院する」という煩わしさとも無縁です。院長自身も過去に矯正治療を経験し、装置を装着した時の痛みや違和感を実感として理解しておりますので、治療時のお悩みに共感しつつ、お子さんの気持ちを第一に考えた矯正治療のお手伝いをしています。
矯正治療を始めるタイミング

「うちの子は矯正治療が必要ですか?」「何歳から矯正を始めればいいですか?」というご質問を多くのお母さんからいただきます。矯正のスタートに適したタイミングは年齢で決まっているわけではなく、永久歯がどの程度生えてきたかという生え変わりの状況が主な目安になります。具体的には6歳臼歯が生えてきて、上下の前歯が出てきたら矯正の開始を検討する時期です。普段から虫歯の治療や定期検診などでご来院いただいているお子さんには、お口の状態を見て、矯正の必要性が感じられるようなら相応しい開始時期と合わせて親御さんにお伝えするようにしています。指しゃぶりやうつぶせ寝、口呼吸、舌や唇を噛む癖などは歯並びを悪くする原因となり得るので、そのような癖を持っているお子さんには癖の改善の指導や口機能のトレーニングなども行います。
小児矯正の流れ
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1カウンセリング
お子さんや親御さんが抱えている歯のお悩みやご相談に院長が詳しくお答えし、治療についてわかりやすくご説明します。
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2精密検査 \30,000
歯型や咬合の採得、レントゲン撮影、口腔内や顔面などの写真撮影を含むさまざまな検査を行い、患者さまの歯や顎の形についてコンピュータ上で正確な分析を行います。舌癖が歯並びに影響していると考えられる場合は、お話をしている様子をビデオに撮り、姿勢や舌の癖、話し方、呼吸などを記録して診断の参考にします。
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3検査結果の分析
検査の約1か月後に結果をお伝えします。パソコンのモニター上で精密検査の結果をお子さん、親御さんと一緒に確認しながら歯並びの異常の原因を解明し、治療後の状態を予測します。
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4治療計画の提案
検査結果を元に、お子さんのお口の状態に合ったもっとも効果的な矯正治療計画をご提案し、内容についてご説明させていただきます。受験や進学、引っ越しなどの予定がある場合は最大限配慮した計画を考え、予想される治療期間や治療にかかる諸費用についてもご説明いたします。兄弟割引や紹介割などもご用意していますのでご利用ください。治療方針などにおける疑問点などは些細なことでもご質問いただければ、詳しくお答えさせていただきます。
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5治療開始
虫歯や歯周病があれば事前に治療して、歯磨き指導を行い、舌癖のあるお子さんは舌のトレーニングを受けていただいた上で矯正器具を装着します。定期的に器具の交換、調節、歯磨き・舌のトレーニングの指導を行います。なお、当院では毎回の調整料はいただいておりません。
- ●第1期治療 \300,000~\450,000
- 顎が正常な発育をしていない場合は、顎を広げる装置を取り付けて歯が並ぶスペースを確保したり、ヘッドギアなどの装置で顎のずれを改善したりします。顎の骨がまだ柔らかく、これから成長していくお子さんだからこそ可能な治療です。
- ●第2期治療 \400,000
- 永久歯が生え揃った頃からスタートします。歯の表面にブラケットとよばれる器具をつけ、そこにワイヤーを通して3次元的に少しずつ歯を移動させて歯並びを整えます。早めに治療を開始することで永久歯を抜かずに済む可能性が高まります。
- ●インビザラインファースト \480,000
※毎月の処置料、リテーナーは料金に含んでいます。 -
6保定
歯が綺麗に並んで噛み合わせも整った時点で矯正装置を外します。矯正治療で動かした歯は装置を外すとしばらくは元に戻ろうとする力が働くため、新しい歯並びがしっかりと安定するまでは、リテーナーとよばれる後戻り防止のための装置を装着して歯の位置を固定します。
小児矯正のデメリット
- 子どもの矯正はほとんどのお子さんが、アゴの骨の成長が終わる15歳前後まで経過を観察する必要があり、矯正期間が長くなることもあります。
- 小児矯正を行っても、大人になってから再度矯正が必要になることもあります。
- 矯正中は基本的に虫歯になりやすくなるので、注意深く歯のケアを行っていただく必要があります。